ページ数の多いドキュメントを扱っていると、ページの移動をショートカットでやるか否かで、スピードがだいぶ違います。
今回は、ページの表示・移動に関するTipsをご紹介します。
マスターページのTips
カラーラベルの活用
マスターのページが増えてくると、マスターの内容をいちいちサムネイルで確認するよりも、カラーラベルを割り当てた方がパッと一目で分かりやすいです。
ページウィンドウ > マスター
ラベルをつけたいマスターページを右クリックして、
ページ属性 > カラーラベル

カラーラベルをつけたマスターが適用されたページは、同じ色が下部に表示されます。

サムネイルサイズを変更
ページのサムネイルのサイズを大きく変更して、見やすくすることができます。
ページパネル右上の三本線 > パネルオプション


ページ・マスター、それぞれのサムネイルのサイズをプルダウンから変更可能です。

ページ移動に関するTips
指定ページにジャンプ
「○ページにあるこの部分を編集したい」という時に、該当ページに一気にジャンプできるショートカット。
ページへ移動
Command+J
Ctrl+J

ショートカットで出てくるウィンドウにページ数を入れれば、該当ページに飛んでくれます。
もしページ数に関係なく、「最初から5ページ目に飛びたい」という場合は、「+5」とプラスをつけて指定します。
ページ移動のショートカット
先頭ページ
Shift+Command+Page Up
Shift+Ctrl+Page Up
前ページ
Shift+Page Up
次ページ
Shift+Page Down
最終ページ
Shift+Command+Page Down
Shift+Ctrl+Page Down
ちなみに、テンキーのPage Up/Downボタンがない場合は、fnキーと矢印上下キーを一緒に押すと同様の結果を得られます。
home: fn + ←
end: fn + →
page up: fn + ↑
page down: fn + ↓
表示に関するTips
全体表示
ページの全体を画面に表示させたいときも、ショートカットが早いです。
表示 > スプレッド全体を表示
Option+Command+0
Alt+Ctrl+0
表示画質の設定を変えて、表示を素早く
インデザインには、表示画質が3種類あり、作業段階に応じて切り替えるとスピーディーです。
一般表示
Shift+Command+9
Shift+Ctrl+9
高品質表示
Option+Shift+Command+9
Alt+Shift+Ctrl+9
高速表示
Option+Shift+Command+Z
Alt+Shift+Ctrl+Z
ちょっとしたことですが、長いドキュメントこそ、ページ移動のショートカットを使いこなすとかなりスピードアップできます。