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InDesign: 長いドキュメントの編集をスピードアップ! ページ移動・表示のTips

バージョン: Adobe InDesign 2020

ページ数の多いドキュメントを扱っていると、ページの移動をショートカットでやるか否かで、スピードがだいぶ違います。

今回は、ページの表示・移動に関するTipsをご紹介します。

 

マスターページのTips

カラーラベルの活用

マスターのページが増えてくると、マスターの内容をいちいちサムネイルで確認するよりも、カラーラベルを割り当てた方がパッと一目で分かりやすいです。

ページウィンドウ > マスター 
ラベルをつけたいマスターページを右クリックして、
ページ属性 > カラーラベル

カラーラベルをつけたマスターが適用されたページは、同じ色が下部に表示されます。

シャボテン
シャボテン
カラーラベルは、マスターだけではなく、個別ページにも設定できます

サムネイルサイズを変更

ページのサムネイルのサイズを大きく変更して、見やすくすることができます。

ページパネル右上の三本線 > パネルオプション

ページ・マスター、それぞれのサムネイルのサイズをプルダウンから変更可能です。

ページ移動に関するTips

指定ページにジャンプ

「○ページにあるこの部分を編集したい」という時に、該当ページに一気にジャンプできるショートカット。

ページへ移動
 Command+J
 Ctrl+J

ショートカットで出てくるウィンドウにページ数を入れれば、該当ページに飛んでくれます。

もしページ数に関係なく、「最初から5ページ目に飛びたい」という場合は、「+5」とプラスをつけて指定します。

ページ移動のショートカット

先頭ページ
 Shift+Command+Page Up
 Shift+Ctrl+Page Up

前ページ
 Shift+Page Up

次ページ
 Shift+Page Down

最終ページ
 Shift+Command+Page Down
 Shift+Ctrl+Page Down

ちなみに、テンキーのPage Up/Downボタンがない場合は、fnキーと矢印上下キーを一緒に押すと同様の結果を得られます。

home: fn + ←

end: fn + →

page up: fn + ↑

page down: fn + ↓

表示に関するTips

全体表示

ページの全体を画面に表示させたいときも、ショートカットが早いです。

表示 > スプレッド全体を表示
 Option+Command+0
 Alt+Ctrl+0

表示画質の設定を変えて、表示を素早く

インデザインには、表示画質が3種類あり、作業段階に応じて切り替えるとスピーディーです。

一般表示
Shift+Command+9
 Shift+Ctrl+9

高品質表示
 Option+Shift+Command+9
 Alt+Shift+Ctrl+9

高速表示
 Option+Shift+Command+Z
 Alt+Shift+Ctrl+Z

ちょっとしたことですが、長いドキュメントこそ、ページ移動のショートカットを使いこなすとかなりスピードアップできます。