InDesign

InDesign: オブジェクトをテキストに自動連携【アンカー付きオブジェクト】

バージョン: Adobe InDesign 2020

画像やテキストなどのオブジェクトを、特定の行やテキストブロックと連動させたいような場合は、アンカー付きオブジェクト機能を使うと便利です。

シャボテン
シャボテン
テキストを修正しても、オブジェクトが自動で移動してくれるので、手間が省ける! コールアウトや図表などに便利

アンカー付きオブジェクトの設定方法

すべてのテキストボックスには、右上にアンカーを付けられるポイントがついています。
紐付けたい場合は、それをドラッグして、くっつけたいテキストボックスにドロップするだけ。

anker_object_demo-1 anker_object_demo-2

紐付けが完了すると、①ドラッグ元のポイントが錨のマークに代わり、②連結を示す波線が表示され、③ドロップした先には¥マークが挿入されます。

①③が表示されない時: 書式 > 制御文字を表示を選択

②が表示されない時: 表示 > エクストラ > テキスト連結を表示を選択

シャボテン
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Shiftを押しながらドラッグすると、インラインオブジェクトが生成されるので注意

アンカー付きオブジェクトの詳細設定

Option(Mac)またはAlt(Windows)を押しながらドラッグすると、詳細設定画面が開きます。

anker_object_demo-3

どこを基準にくっつけるかなどが設定できます。

段の上下境界線内に収めるにチェックをつけておくと、アンカー付きオブジェクトが欄外に出そうなとき、次のページに自動で送ることができて便利です。